ビタミンCがすごくて赤いやつの話
お得意の1日坊主がでてしまった。
日記でも工作でもなんでも、一回集中して完成すると満足してやらなくなる癖がある。
ここでいつもの自分なら、なんて私はダメな子なんでしょうとなるわけ。
でも続けることが一概に良いとはいえないからね。うん。
アセロラ園に行った。
小さい時から珍しい果実を食べてみたいという願望があったのだが、たまたまネットで生のアセロラを販売している所があるのを知り、いてもたってもいられなくなった。
アセロラ園というぐらいだから植物園のような温室のなかで育てられていると思っていた。
住宅地の畑のハウスの中にアセロラは居た。
優しいご夫婦に震災から復活するまでの経緯を聞かせてもらった。
津波のあと奇跡的に芽を出した3本の木を挿木で300本まで増やしたそうだ。すごい。アセロラ超すごい。
アセロラについても話してもらったが、ビタミンCハンパねぇなと思った。
内心私はそれどころではなかった。
早く生のアセロラを味わってみたい
ただそれだけだった。
話しが終わり、味見をどうぞと箱いっぱいのアセロラが目の前に出された。
冷蔵庫で冷やされたアセロラを一粒口に運んだ。
ビタミンCを感じる…
食感は皮が薄く少し硬いサクランボ。味はスモモのような味。中には種が3個くらい。アセロラジュースとは全然違う。
ポケモンに出てくるきのみの味ってこんなだろうなという味。
アセロラに失礼ではないかと思うが、普段我々が食べている果物は果物界の超エリートなのだ。人々が品種改良を行い人の口に合うように作られた選ばれし者なのだ。
そりゃ超うまいに決まってるよ。
比べたらあかんのよ。
ただ甘いだけのそこらの果物とは違うんだよ。
自分は珍しい果物に対する味のハードルを勝手にあげて居たのかもしれない。というか珍しい果物は一癖あると考える方が当然なのではないか。
勝手に小さい頃からの野望だとかなんとか言って
アセロラにしてみれば迷惑な話だ
ごめんよアセロラ
フォーエバーアセロラ
お土産にアセロラ酢とジャムを買って帰った。ジャムは甘くて美味しかった。
種子は自宅で発芽させてみようと思う。
↓アセロラの果実